中学3年生へ【挫折を乗り越えるために】

東中野・北新宿エリアで
個別指導を行っている学習塾CONNECTです。
 

受験を控える中学3年生の皆さん、
この時期は多くの生徒が壁にぶつかりやすい時期です。

学力が高い生徒でも、伸び悩みや得意科目の点数低下に直面することがあります。
これを「挫折」と呼ぶならば、それを経験することは決して珍しいことではありません。

しかし、この時期にどう行動するかで、受験の結果が大きく変わります。
ここでは、挫折しかけている時期をどう乗り越えるかについて考えてみましょう。

テストが返却され、結果に一喜一憂しているかもしれません。

テストで思うような結果が出ない理由として、次のような点が挙げられます。

・学習時間の不足
シンプルに勉強時間が足りていないケースです。
時間をかければ克服できる部分が多いのに、時間不足で力を出し切れていないことがあります。
正直、「本当に合格したいのか？」と思うほど、まだまだ自分に甘い受験生が多いです。

保護者の方はお家で勉強できる環境をできる限り整えてあげてください。
お仕事や日々の子育てで息抜きしたい気持ちも十分にわかりますが、、、お子様がリビングで勉強しているときにTV見始めるなどはあまりしてほしくはありません。お子様も頑張っているので一緒に頑張ってあげてください。

・「できる」と思い込み、苦手を放置
問題が解けたつもりで満足してしまい、
実際には理解が不十分なまま進んでしまうことがあります。
なんとなくで解けてしまった問題は必ず解説をみて、理解してから進みましょう。

・基礎を無視して応用問題ばかり解く
基礎力が不十分なまま難問に挑戦しても、点数にはつながりません。
基礎をおろそかにしていると、テストの結果も安定しません。
時期的には問題演習に入れるのが理想ですが、学力がついてきてない子は
基礎の反復を行いましょう。

これらの問題を解決しないと、
科目ごとの得点差が大きくなり、成績が伸び悩むことにつながります。

挫折を経験すると、多くの人は「もう無理だ」「頑張っても結果が出ない」と諦めがちです。
しかし、この考え方こそが成績向上の最大の障壁となります。

受験勉強は、単に学力を高めるだけでなく、
精神的な成長を促すものでもあります。

嫌なことから逃げるのは簡単ですが、そこに成長はありません。
逆に、嫌なことや苦手なことに立ち向かうことで人は成長します。
例えば、解けなかった問題が解けるようになる瞬間を味わった時、それが自信や次への原動力につながります。

また、受験は「諦めない心」を鍛える場でもあります。
たとえ志望校がまだ遠い目標に感じられても、
努力を続けることで見えてくる道もあります。

重要なのは、「できるようになるまでやる」という姿勢を持ち続けることです。
努力をし続けている子は本当に応援したくなりますし、手を差し伸べてあげたくなりますね。

もし受験がなかったら、多くの生徒は勉強に真剣に向き合わないでしょう。
受験があるからこそ、課題を克服しようと努力する意義が生まれます。

そして、今この挫折しかけている時期こそ、自分を変えるチャンスです。

・テストや模試の解き直しを徹底することで、自分の弱点を明確にし、
　次のテストや模試で同じ失敗を繰り返さない準備をする。

・学習計画を見直し、基礎から積み上げることで、安定した成績を目指す。

・友だちや家族、塾の先生など、
　信頼できる人に相談してモチベーションを維持する。

これらを実践すれば、
挫折の中にも成長の機会が見つかるはずです。

最後に。

「今できる最大限の努力」を惜しまないでください。

精神的な強さを身につけることは、
受験だけでなく、その先の人生にも役立ちます。
挫折しかけている今だからこそ、もう一度前を向いて進みましょう。

きっと結果は後からついてくるはずですよ。