東中野が最寄駅で近隣の公立の小,中学生向けに
指導を行っている学習塾CONNECTのブログです。
今回は小学生の英語についてとなります。
4月から小学校の教科書の少し改訂が入ります。
大きく変わるわけではないのですが
1つ気になる教科は“英語”です。
単語数の増加
まず1つ目に、
単語数が増加します。
現在の中野区、新宿区で採択されている英語の教科書では、
中野区が計697単語
新宿区が計775単語
来年度からの教科書では、
中野区が計825単語
新宿区が計668単語
新宿区で採択されている教科書では
100単語ほど減っておりますが
中野区の場合は128単語も増加しております。
いくつか教科書がありますが
多くの教科書は英単語が増加傾向にあります。
改訂内容通りに行われれば
今まで以上に“書き”が増加傾向に。
中学生の英語へのスムーズな移行を目指し、
5年生から徐々に“書くこと”に力を入れて取り組むようになりそうです。
6年生になると複数の文章を書くものもありますね。
それと同時に“読むこと”においても
今と比べると難しい英文も学習していくことになります。
どちらも小学生で習う英語と
中学生で習う英語のギャップを埋めるよう考慮されているように感じます。
長文化の傾向
![](/images/convert/connect-jukucom/304_28478870_s.jpg/image.webp)
中学生になると英語は
「学校の授業についていくのがやっと」
「難しくて点数が取れない」
「どこから分からなくなったのか分からない」
という声をよく聞きます。
事実、学習指導要領の改定を境に
中1の1学期最初のテストから平均点が低くなることもあり、
最初から中学英語につまずいてしまう生徒が増えました。
中学3年間では約1600語の英単語を学びますが、
「英単語が読めない」
「単語の意味が分からない」
「スペルが書けない」
などなど、
英語が苦手な生徒たちは色々と悩んでおります。
そういう意味では小学校・中学校と合わせると
約2200語以上の単語を覚えなくてはならないのです。
これらのことから、
高校入試の読解問題が長文化の傾向が見られます。
大学入試の共通テストでも長文化が進んでいる傾向があり、
それが高校入試にも少なからず影響しています。
以上のことから、
小学生の高学年ぐらいからは
英語をきちんと学んでいく必要があるということがわかります。
来年度からはさらに、
デジタル教科書が本格的に導入されることになります。
小学生だけでなく、中学生でも同様です。
(5年生~中学3年生までが対象)
英語がますます大変になるかもしれませんので、
早めに、そして計画的に取り組む必要がありそうです。
二極化している
こういった様々な背景もあり、
英語嫌いが大量生産されています。
悲しいことにこれが現実なんです。
現在の英語は
「得意な子」と「苦手な子」に分かれていて、
平均点を取る層が昔より減っています。
2月スタートの中学準備講座では英語も扱っていきます。
学習塾の役目でもある小学校英語から中学英語にうまく接続できるよう、
“書き”の部分を多くして、対応していこうかなと思っております。
中1の初めで
「苦手なグループ」に入ってしまったら、
その後3年間、更には高校入試でも英語が足を引っ張り続けてしまいます。
だから何とか「得意なグループ」に入って、
毎日楽しい中学生活を過ごして欲しいと思っています。
中学準備講座に参加する小学6年生は
「得意なグループ」目指して一緒に頑張っていきましょう!
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