東中野が最寄駅の
学習塾CONNECTのブログです。
学習塾CONNECTでは
どの教科においても基礎・基本の徹底を重視しておりますが、
それでもまだまだ徹底不足を痛感することが時折あります。
どの物事においてもそうですが
基礎ができないものに関しては標準〜応用ができないわけでして、
勉強において考えると
基礎すらできていなければ点数UPは見込めないということです。
中でも、特にそれを感じるものが【計算】です。
計算を甘く見てはいけない
小学生も中学生も計算を
甘く見ている気がしてなりません。
「計算なんて誰でもできるに決まってるよ!」
のような感じで扱う子もいます。
毎年のように受験シーズンになると
中学3年生に言っていることが以下になります。
「都立入試の大問1は絶対に間違えるな。
特に最低限の点数を取りたい子は
20~30分かけてもいいから絶対に全部正解しなさい。」
東京都の場合は、
大問1だけでもすべて正解できれば46点を取ることができます。
令和3年度の受験生平均点が53.3点
令和4年度の受験生平均点が59点
令和5年度の受験生平均点が57.6点
直近3年の平均点がこのぐらいですので
46点を大問1で取ることができれば相当なアドバンテージになります。
しかも、毎年だいたい傾向は同じです。
一部、作図などの問題もありますが普通にやれば解ける計算が大半です。
それでも、毎回どんな学力の生徒でも必ず間違えます。
答え合わせ後に解き直しをすると、
途中の計算(四則)で間違えていたとか、
マイナスのつけ忘れや、油断して分数を暗算で計算するとか。
どんなに難しい問題だろうが
大問1の簡単な計算問題だろうが同じ5点であるならば、
計算問題を大切にしてほしいと思うわけです。
それも言い続けております。
1問1問を大事に間違えないようにしてほしいと。
計算をおろそかにするといつになっても正解できません。
「ケアレスミスしました」と片付ける子は絶対に伸びません。
計算を全問正解するようになって
はじめて他の大問に進めると思ってもよいくらいです。
計算は毎日やりましょう
他の学年も同様です。
範囲にもよりますが、計算問題は大体のテストで出題されます。
なのに間違えます。
やり方が分からないならまだいいですが、
分かっているのに間違えているパターンもありますので。
早いうちにどうにかしたいところです。
簡単に見える計算でも丁寧にきちんと。
そして、「間違えているかもしれない」と思って注意して、
さらには、きちんと筆算するなどの工夫をして解きましょう。
応用や発展問題でも結局は途中で計算は出てきますので
基礎の部分ができていなければ結局できません。
そのためには、計算問題は必ず毎日やることです。
そして、テストや入試だと思って、
これ1回限りと思って取り組むべきなのです。
「絶対に間違えないぞ!!」という強い気持ちで計算問題はやりましょう。
小学生のうちから
今までの傾向ですと
分数になった途端に出来なくなってしまう人も多くいますので、
小学生のうちに分数のたし算・引き算、そして、かけ算、わり算をきっちり身につけておきましょう。
中学生で分数になると出来なくなってしまう場合は、
恥を忍んで、、、小学生の問題集でもいいので復習をしておくべきです。
計算の順序やルールが身についていない場合もありますから、
出来なかったらなぜ間違えたのか確認をしてくださいね。
計算がしっかりしてくれば、
点数は結構伸びますよ!
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