当塾では子どもたちに
答え合わせの仕方を徹底しているのですが、
なかなかそうならない場合や
途中で入塾してくる生徒さんを見ていると、
根本的に答え合わせがおかしい子が何人かいます。
今回は勉強において最も重要といってもいい
答え合わせについて書いていきます。
悪い学習法
個人的に一番の問題点と思っているところは、
“何ページも進めてから一気に丸付けをする”という点です。
あとで一気に丸付けをするのは
良い学習法ではなく
本当にやってほしくない悪い学習法です。
間違った答え合わせと言わざるを得ないものですので
ただちに改善することをオススメいたします。
課題を終わらせることが目的となっている生徒は
どうしても上記のようなことになりがちです。
保護者の方は容易に想像ができるかと思いますが
この方法だと、間違えている問題は
次に出てきているところでも当たり前のように間違えていて、
さらに類題も間違えてしまうという負のループに突入します。
こうなってしまえば
はっきり言ってしまうと時間の無駄になります。
正しい丸付けの仕方はこれ
では、どうすればいいのか。
結論をお伝えすると、
問題集などは1ページ終わるごとに丸付けをしなければいけません。
見開きであれば左のページが終われば。といった流れです。
塾のテキストも含めて
多くの問題集の以下のような作りになっているはずです。
解説のページ
↓
基本問題
↓
標準問題
↓
発展・応用問題
1つの単元が
大体4ページ〜6ページ構成になっているものが多いとは思います。
一気に問題を解くということは、
分かる・分からない関係なく、ひたすらに進めていくだけですので
理解していないものがあれば
同じような問題はすべて間違えていると思います。
最悪、その間違った解き方が身についてしまう可能性だってあります。
当然のことながら基本問題ができない場合は
次のステップの問題は解けません。
こういったことを防ぐためにも
必ず1ページ終わるごとに答え合わせをしなくてはなりません。
例題や基本問題が
きちんと理解・正解できる状態になってから次のステップへと進めます。
解説ページがあるのであれば
いきなり問題に取り掛かるのではなく、
じっくりと解説を読んでから問題演習に移ります。
次に、問題を1ページ解きます。
そして、丸付けです。
丸付けについてですが
間違った問題は必ずやり直しましょう。
赤で解答を書いて終わり!ということがないようにしましょう。
学校の提出するワークをみると赤で書いて終わりの人がたくさんいます。
今の学校の成績の付け方だと
たった1つの提出物でも本当に大事になりますので
保護者の方はお子様の学校ワークを一度見てみてください。
経験上、おそらくこの丸付けの仕方と
やり直しをきちんとするだけで成績は格段に上がるはずです。
まだワークが終わっていない人は
早速このやり方を実践していきましょう。
最後にですが
丸付けだけを一気にまとめてやる、後日やる、
というのはありえないほど最悪の学習法です。
点数を取りたくないならそれでもよいですが、
点数を少しでも伸ばしたいのであれば
問題を解いたらすぐに確認をして、
できないところを減らすことだけで得点が上がります。
これからは必ず丸付けを1ページごとに行って
正しい学習方法を身につけていきましょう!
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