【5年生】割合を苦手とする生徒が非常に多い【6年生】

東中野・北新宿エリアで
個別指導を行っている学習塾CONNECTです。

小学5年生の算数で最も多くの生徒が苦手とする単元が「割合」です。
しかし、この苦手意識は小学5年生だけに限らず、小学6年生や中学生、高校生にも広がっています。

「割合」は嫌い、苦手という声をよく耳にしますが、
実際には私たちが日常生活や学習の中で何度も出会っている概念です。

例えば、比例や単位量あたり、速さ、平均といった内容は、すべて「割合」に関係しています。
よく「割合」と聞くと、％（パーセント）の問題を思い浮かべる人が多いですが、
実際には「単位量あたり」の考え方がその基礎にあります。

「割合」の問題では、
他の単元では正しく解けていた生徒が、急に解けなくなることがあります。

これは、根本的に割合の意味を理解できていないからです。
実は「割合」という考え方は、数学や算数だけに限らず、
理科の濃度や圧力、社会の地理の計算など、さまざまな場面で使用されています。

方程式や分数の問題と同じように、
「割合」を理解できると、他の分野にも良い影響を与えるのです。

逆に、「割合」をしっかり理解していないと、
その単元だけでなく他の関連する単元も理解できなくなる可能性があります。

公式をただ機械的に使って計算するだけでは、
誤った答えに導かれることも多いです。

大切なのは、公式の意味を考えて、なぜその式が成り立つのかを理解することです。

普段の生活でも「割合」を自然に使っています。
例えば、「半分」という表現は、全体の1/2を指し、これを数学的に表現すれば50%です。
このように、普段から何気なく使っている概念を、学習に結びつけて考えることが大切です。

算数や数学は、単元ごとに分断されているわけではなく、全てがつながっています。
1つの単元を理解することで、他の単元や科目にまで良い影響が広がります。
ですから、目の前の単元だけでなく、将来的に学ぶ内容を見据えて、きちんと理解しておくことが重要です。

中学生の全学年が「割合」に関連する単元を学習しています。

中学1年生：数学で「データの活用」における相対度数、理科では濃度
中学2年生：確率の学習
中学3年生：標本調査

また、中学1年生の「おうぎ形の中心角」の問題も割合が関わっています。

このように割合に関する問題が多くの場面で出題されるため、
ここをしっかり押さえておくことが重要です。

 

「割合がわからない」と悩んでいる人は、
一度しっかりと取り組んでみてください。
一度理解できれば、考え方は他の科目や単元にも応用できます。

学習塾CONNECTでは、「割合」の指導を丁寧に行い、
必要に応じて割合の単元に絞った集中授業も実施しています。

「割合」を得意にすることで、算数や数学全体が得意になるチャンスです。
ぜひ、この機会に受講してみてください。