勉強＝選択肢を広げること

東中野・北新宿エリアで
個別指導を行っている学習塾CONNECTです。

今回は【勉強】についてお話しします。

どうしたら生徒たちが勉強をしてくれるのか。
どうすれば学力が上がっていくのか。
どのようなアプローチが最善だったのか。

今年の受験生たちと向き合う中で、
さまざまな感情や思いが巡っています。

今回は私自身の勉強に対する思いを少し書いてみました。

勉強とは何かと問われたとき、
多くの人は「将来のため」「受験のため」と答えるでしょう。

しかし、それは単に試験や評価のためだけではなく、
もっと大きな意味を持っています。

勉強＝選択肢を広げること

この考え方を胸に、私は日々の指導に取り組んでいます。

先日、久しぶりに顔を見せてくれた卒塾生の高校3年生が、その良い例です。
彼女は中学2年生の頃に塾に入ってきました。

当時の彼女は賢いは賢いのですが、
コツコツやることが苦手でもう1つ努力のできない子でした。
そこで、彼女とは何度も何度も勉強の進捗や目標についての話をしていくことで
少しずつではありますが計画的に勉強することを身につけていきました。

その結果、内申を5段階以上も上げ、
最終的には内申44という素晴らしい成果を達成しました。
この成功は、一夜にして成し遂げられたものではなく、
日々の地道な努力の積み重ねでした。

その彼女が高校生になっても、中学時代に身につけた学習習慣を維持し続け、
今では高校でもオール5に近い成績を収めているようです。

国立大学進学を視野に入れているとのことで、
彼女の学びの姿勢は、将来に向けた選択肢をどんどん広げているのです。

しかし、全ての生徒が同じように自分と向き合えるわけではありません。
過去に、自分自身と真剣に向き合うことができなかった塾生もいました。
まだ心の成長が未熟で、目先の楽しさや誘惑に流されてしまい、
結果として受験に本気で取り組むことができなかったのです。

これは受験における選択肢の話ですが、同時に日常生活にも通じる話です。
現代ではスマホ、テレビゲーム、動画といった「楽しいこと」があふれています。

これらは決して悪いものではありませんが、
時に勉強や成長の機会を奪ってしまう要因にもなります。

目の前の一時的な楽しさに夢中になりすぎると、
気づけば自分の選択肢が狭まってしまうこともあります。

時代が変わり、技術が進歩しても、勉強は今も昔も変わらずに必要なものです。
それは、勉強が「知識を得る」だけでなく、「自分の将来を切り開く力を養う」行為だからです。

学びを続けることで、多くの選択肢が生まれ、
自分の人生をより自由に、より豊かにしていくことができるようになります。

一方で、学ばないという選択を続けてしまうと、
逆に選択肢がどんどん狭まってしまう可能性があります。

たとえば、勉強をおろそかにしてしまうことで、
希望する学校への進学が難しくなり、その後の進路にも影響が及ぶことがあります。
選択肢が限られてしまうと、自由に自分の未来をデザインすることが難しくなります。

私たちが日々行う指導は、生徒たちがそのような「選択肢のない未来」ではなく、
「選択できる未来」に進むための土台を築くためのものです。

彼らが将来、多くの選択肢を持って、希望する道を歩めるように、私たちはサポートし続けます。
勉強は決して一時的なものではなく、長い人生を考えた時に、大きな差を生む重要なプロセスです。

だからこそ、私は生徒たちに勉強の重要性を伝えています。
今、この瞬間の努力が、将来の自分をどれだけ自由にしてくれるか。
彼らには、そのことを実感しながら日々の学びに取り組んでほしいと願っています。

私自身も、生徒たちがより良い未来を選び取れるよう、これからも全力でサポートし続けます。