自分で考える力を育てるために

東中野・北新宿エリアで
個別指導を行っている学習塾CONNECTです。

現在、無料体験授業を受け付けております。
なお、中学2年生・3年生の募集は停止しております。

さて、毎年同じような光景を目にしますが、
ちょっとした忘れ物や準備に関しても、勉強ができる生徒と勉強ができない生徒の違いが顕著に現れます。
(このブログでの勉強ができないというのは、勉強が苦手といった感じのニュアンスではなく、伸びていかないようなイメージです。)

例えば、数学の作図の単元では定規やコンパスを使用しますが、
1週間前に「来週は定規とコンパスを持ってきてください」と指示を出しても、
コンパスを忘れてくる生徒が必ずいます。
同じように、テスト対策のために必要な道具を準備するよう伝えても、同じことが起こります。

勉強ができる生徒は、忘れないようにメモをしたり工夫をするものの、それでも忘れてしまうことがあります。しかし、そこでの対応に違いが生まれます。

・勉強ができる生徒
　∟授業が始まる前に「コンパスを忘れてしまったので、塾のものを貸してください」と前もって伝え、
　　対処しようとします。または、友達に借りようとします。
・勉強ができない生徒
　∟授業が始まってから忘れたことに気付き、「コンパス忘れました」と
　　事実だけを伝えてくることが多いです。

この違いは、「道具や教材を忘れた」という同じ事実を伝える場面でも、
解決策を求める意識があるかどうかにあります。

勉強ができる生徒は、自分で解決策を見つけようとし、
勉強ができない生徒は、他人任せになりがちです。

問題を解いている途中で分からなくなると、
勉強ができない・伸びない生徒は「先生、分かりません」とすぐに助けを求めます。

しかし、勉強ができる生徒は
まず自分で解答を見たり、教科書を確認したりして調べ、自分なりに解決策を探そうとします。
それでも分からない場合は、どこまで理解していて、どこが分からないのかを明確に伝えて質問してきます。

このように、勉強だけでなく日常生活でも、
問題解決に向けて自分で考える力を持つかどうかが、大きな差を生むのです。

当塾では、勉強を通じて、生徒が自分で考えて行動できる力を育てることを大切にしています。

授業準備ひとつを取っても、勉強ができる生徒は、
授業が始まる前に次の授業の準備をし、忘れたことがあれば事前に確認して対応します。

一方、勉強ができない生徒は、
授業が始まってから道具を出すことが多く、その分スタートが遅れてしまいます。

このような「小さな差」が、後々大きな差に
つながることを理解してもらいたいと思います。

保護者様は、子どもが自分で考えて行動する力を育てるために、
先回りしてすべてを準備してしまうことは避けなければなりません。

子ども自身が困ったときには、まず自分で立ち止まって考え、行動するよう促すことが大切です。
そして、それでも解決できない場合に、ヒントを与えて助けていくのが理想的です。

特に小学校高学年くらいからは、
こうした自立した考え方を育てることが重要です。

学習塾CONNECTでは、自分で考え行動できる力を育てるための指導を心がけております。
無料体験授業も行っておりますので、ぜひこの機会にお子様の成長をサポートさせていただければと思います。