勉強だけではない、成績向上に必要な「学び方」の姿勢とは？

東中野・北新宿エリアで
個別指導を行っている学習塾CONNECTです。

今回は根本的な学び方について書いていきたいと思います。

勉強に一生懸命取り組むことは非常に大切です。
しかし、どんなに勉強が得意でも、
なかなか成績が伸び悩む生徒や、逆に成績が下降してしまう生徒もいます。

これは一概には言えませんが、
日々塾で生徒たちを見ていて、
以下のような行動パターンが成績に影響しているのではないかと感じています。

・指示された内容を聞き逃し、「なんだっけ」と、周囲を見てから行動を始めるため、何をすべきか分からず動きが遅い。
・自由に座席を選べると、後ろや端に座りたがる。
・先生が机の間を巡視すると、答えを隠したり、考えているフリをして手を動かさない。
・普段は大きな声で雑談をするのに、勉強になると急に小声になり、音読もとても小さい声で行う。

これらの行動は、勉強に対する積極性や自信の欠如を示しているのかもしれません。
一見すると成績に直接関係がないように思えるこれらの行動が、
実は大きく影響しているのではないかと考えています。

知り合いの塾関係者から、
「後ろの席に座る生徒ほど浪人する割合が高い」という話を聞いたことがあります。
私自身も、高校時代に勉強に本気で取り組むと決めてからは、
席替えの際は一番前の席に座るようにしていました。

勉強の姿勢にこだわることで、
自然と結果もついてくると信じています。

自分が書いている答えを隠すこともせず、「どうぞ見てください」という姿勢で臨んでいました。
こうした積極的な態度やオープンな姿勢が、勉強の成果に大きく影響してくるのだと思います。

また、基本的な生活習慣が整っていない場合も、
勉強に集中できず成績が伸びにくいです。

以下のような基本的な生活態度が欠けている生徒は、
成績が伸び悩む傾向が見られます。

・時間を守らない(遅刻するなど)
・挨拶を自分からしない(年々増えているような...)
・靴を揃えない(当塾で靴箱に入れるので関係はありませんが)
・授業前に準備をしない(こちらが言うまで友だちと話していたり、スマホをいじっている)
・提出物を出さない
・忘れ物をしても報告しない(聞くまで宿題に関して触れない)
・成績や進路に関する重要なことを報告しない(成績を見せに来ない)
・座り方や姿勢が悪い(肘をついて勉強をする、背中を丸めるなど)
・先生が話をしている最中におしゃべりをする

などなど...

これらの基本的な行動ができるかどうかは、
学習の土台を築く上で非常に重要です。

日常生活の中での行動や姿勢がしっかりしていれば、
自然と勉強の成果にも表れてくるものです。

教科書や参考書をただ解くだけではなく、
勉強に向かう姿勢や生活習慣の改善こそが、成績向上への鍵だと感じています。

勉強は教科書に向かう時間だけではなく、
日々の態度や習慣によって支えられるものです。
しっかりとした土台を築き、目標に向かって成長していきましょう。