生徒全員に伝えたい効果的な勉強法

東中野・北新宿エリアで
個別指導を行っている学習塾CONNECTです。

中学3年生に限らず、
勉強はただ何となくやっていても効果が出ません。

どれだけ時間をかけても「こなす」だけでは
苦手は克服できず、学力も向上しないのです。
日常的に、そして計画的に、基本的な勉強方法を実践していくことが大切です。

中3生の夏の取り組みを見て色々と思うところがありましたので
今回は、効果的な勉強法のポイントをまとめてみました。

①インプットを重視する

まず大切なのは「インプット」
すなわち知識を正しく頭に入れることです。

しかし、ここを飛ばしてしまう生徒が非常に多いです。
教科書やノートを使い、しっかりと覚える努力をしましょう。

知識を覚えずに問題を解き始めても、その効果は半減してしまいます。

②問題を解く（アウトプット）

インプットした知識を使えるかどうか確認するために、問題を解くことが必要です。
知識を実践し、どれだけ定着しているかを確認しましょう。

問題演習は、理解度の確認に加え、
さらなる学びを得るための重要なステップです。

③解き直しを徹底する

問題を解いた後、
丸付けをしてそのまま終わってしまうのは非常にもったいないことです。

間違えた問題を中心に必ず解き直しを行いましょう。

教科書やノートで確認し、理解を深めた上で、
自力で正しく解けるようにすることが重要です。

わからなければ先生に質問したり、
友達に聞いたりして、納得するまで調べましょう。

④繰り返し学習する

1度覚えたからといって、
それがずっと頭に残るわけではありません。

復習を繰り返すことで知識は定着し、応用力も身につきます。

1度やったら終わりではなく、何度も繰り返すことで確実な理解へとつながります。

ここの③④ができない生徒が非常に多いです。
塾でも予習だけではなく、生徒に合わせて臨機応変に復習を行なったりしていますが
それでもやはり自分で何もしなければ忘れてしまいます。

勉強ができるようになっていくには
「自らの努力」が必要不可欠です。

これらの基本的な流れを踏むことが大事ですが、
それに加えて勉強には「目的意識」と「適度な緊張感」が不可欠です。

目標を持たずにただ勉強をしていても、成果は出ません。
勉強する際には、適度な緊張感を持ち、

「何をできるようにするためにこの勉強をしているのか」
「どこを克服しようとしているのか」
「今日は何をできるようになるか」
「この問題を克服しよう」

という具体的な目標・意識があるかどうかで、結果は大きく変わります。

これは、部活動の練習ともよく似ています。
いきなり試合に出ても、練習をしていなければ何もできません。

同じように、いきなり問題を解こうとしてもうまくいかないのです。
まずは基礎練習を繰り返し、
その後に実戦（問題演習）を通じて力をつけることが必要です。
実戦での失敗や気付きに基づいて再度練習を重ねることが、さらなる上達に繋がります。

解き直しや復習を通じて理解を深め、
また問題を解くというサイクルを繰り返すことが大切です。

実戦（問題演習や模試）を通じてしか得られない学びもありますので、
何度も実践を重ねながら弱点を克服していきましょう。

勉強は日々の積み重ねで結果が決まります。

特に中学3年生は、受験生としての自覚を持ち、
良い意味での危機感を持ちながら、1つ1つの課題をクリアにしていきましょう。

今までのやり方で結果が伴わなかったなら、
勉強法や取り組み方を見直し、自分を変えるための一歩を踏み出すことが大切です。

このように、ただ時間をかけるだけではなく、
目的意識を持って効率的に勉強を進めることで、学力は着実に向上します。

毎日の勉強習慣を見直し、
さらに効果的な方法で取り組んでみましょう。