小学2年生の算数の学習の狙いとは？つまずくポイントと対策

東中野・北新宿エリアで
個別指導を行っている学習塾CONNECTです。

今回は小学2年生の算数について書いていきたいと思います。

小学1年生はこちらから↓
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算数は小学校での学びの基礎となり、中学以降の数学に直結する大切な教科です。
特に小学2年生では、これまで学んだ内容をさらに発展させ、
新しい概念にも触れるため、得意な子と苦手な子の差が顕著になり始めます。

この時期にしっかりと基礎を固めることで、
将来的な学習にスムーズに移行できるため、
子どものつまずきには早めに気づき、対策を講じることが重要です。

算数を学ぶ目的は、論理的思考力を育てるだけでなく、数を量として把握する感覚を身に付けることにもあります。日常生活でも、時間や距離、物の重さなど、数字に関連した感覚を自然に持つことで、スケジュールの立て方や買い物の計画などがスムーズにできるようになります。

2年生では、九九の暗記、簡単な分数、図形の基礎、
大きな数の足し算・引き算、筆算などを学びます。
また、長さや体積の単位、簡単な表やグラフの読み取りも扱い、10,000までの数を数える力を養います。

このように2年生の学習内容は
1年生で身に付けた基本的な計算力を土台に、
より複雑な内容へと進んでいくため、理解が進んでいるかをしっかり確認することが大切です。

特に九九の習得は、3年生以降の割り算に直結する重要な基礎となります。
しっかり暗記できていないと、割り算やその後の掛け算の応用問題に対応できなくなるため、
2年生の段階で確実に身に付けさせる必要があります。

2年生で最も大きなつまずきポイントとなるのが「九九」です。
九九は暗記力を必要とし、繰り返し練習することで習得しますが、
なかなか覚えられない子も多く、ここでのつまずきが後々の学習に影響を与えることもあります。

九九をスムーズに覚えるためには、
まず順番通りに言えるように練習し、その後、逆からもスラスラ言えるようにしていくことが大切です。
また、親がランダムに問いかけて答えさせる練習や、ゲーム感覚で楽しく取り組める方法も効果的です。

さらに、九九の習得が進んだら、2×3＝6のように直接の掛け算ではなく、
2×？＝6という形で、「？」に当たる数字を答えさせる問題にも挑戦させましょう。

これによって、九九の基礎が割り算の理解へと自然に発展しやすくなります。
また、時間を計って練習することで、スピードと正確さを養い、次の学年の学習に備えた強固な基礎を築くことができます。

小学2年生の算数は、1年生で学んだ基礎をさらに発展させ、
九九や筆算といった新しいスキルを習得する重要な時期です。

九九の暗記は特に重要で、ここでのつまずきを防ぐために、
親子で楽しく効果的に練習できる工夫を取り入れることが大切です。