【勉強方法】小学生の学習について

学習塾CONNECTのブログでは、ほとんどの内容が中学生やその保護者向けの記事になっています。
しかし、学習塾CONNECTは小学生も対象にしており、実際に多くの家庭が小学生から通い続けています。今回は、小学生の保護者向けの記事に焦点を当てたいと思います。

小学生の学習時間は、一般的に15分×学年数とされています。
例えば、小学1年生なら15分、小学2年生なら30分、小学6年生なら90分です。

しかし、必ずしもこの時間に厳密に従う必要はありません。

小学生のうちは、1時間以内の学習でも十分であり、
特に小学3年生までは1時間以内、
小学4年生からは1時間以上という大まかな感覚でも良いと考えています。

重要なのは、毎日継続して学習する習慣をつけることです。

夏休みに関しては
普段の2倍の時間を勉強に費やすことが可能ですので
1年生なら20〜30分、6年生なら120〜180分ぐらいは取り組めたら理想です。

ただし長時間続けて勉強に集中することができない小学生も多いと思いますので
午前と午後にわけて勉強するなどの工夫が必要です。
無理強いせず「ちょっと勉強してみよっか！」などの声かけをして、
夏休みの勉強がしやすい環境を整えてあげてください。

上記内容は中学受験を検討されている場合は話が異なります。

学習習慣の形成は、小学生の勉強において非常に重要です。

低学年のころは、勉強がそれほど難しくなく、自ら進んで学習する子どもが多いです。
保護者の方も一緒になって楽しみながら学習に取り組んでいるのではないでしょうか。
しかし、子どもたちが勉強に向かいにくくなる原因の一つは、勉強が分からなくなったときです。

勉強が難しく感じられるようになり、
テストの点数が取れなくなると、勉強がつまらなく感じられ、
自ら進んで勉強しようとしなくなります。
このようなつまずきはほとんどの子どもが経験するものであり、
つまずきをどう乗り越えるかが重要です。

つまずいたときにそのままにしておくと、
勉強がますます分からなくなり、勉強に対する嫌悪感が強くなってしまいます。

嫌いなものを避けたくなるのは自然なことで、
その結果、勉強しなくなり、成績も下がるという悪循環に陥ります。

小学生の勉強でつまずきを乗り越えるためには、
基礎に立ち返ることが大切です。

基礎的な内容を何度も繰り返し学習することで、
苦手を克服し、先に進むことができます。

理解できたときの喜びが次への意欲を生み、
勉強が楽しいとまではいかなくても、学ぶ意欲は続くはずです。

例えば、算数でつまずいた場合、
基本的な計算問題に戻り、繰り返し練習することが重要です。
国語であれば、基本的な文法や漢字の復習を行うことで理解を深めることができます。

繰り返しの学習は子どもにとって辛いかもしれませんが、
少しずつできるようになることで自信がつき、学習意欲が高まります。

また、保護者のサポートも重要です。
子どもが勉強に集中できる環境を整え、
勉強に取り組んでいるときは見守り、努力を認めてあげることが大切です。

勉強が分からなくなったときこそ、
保護者の励ましやサポートが子どもにとって大きな支えになります。

子どもが自信を持って学習に取り組めるよう、
基礎をしっかりと学び、繰り返し学習することをサポートしていきましょう。

学習環境を整えることも重要です。

家族がテレビを見ている中で
勉強に集中するのは難しいため、
静かな環境を提供することが大切です。

また、学習する時間を毎日同じにすることで、
自然と勉強する習慣が身につきます。

勉強を嫌がる時は、
「一緒に勉強しようよ」と誘ってみるのも良い方法です。

勉強が終わったら、子どもの努力を認め、励ましてあげることが大切です。
これにより、子どもたちはまた勉強に取り組む意欲を持つことができます。

そして勉強が終わったらきちんとその頑張りを認めてあげることです。

問題の出来不出来をほめたりダメ出しをするのではなく、
やっていた過程をしっかり認めてあげることで、子どもたちはまたやろうという気持ちになります。

全問正解していたという結果だけを
ほめるのはほめるのではなく評価しているのと同じですから、やる気にはつながらないのです。

小学生から学び始めることで、
学習習慣を身につけ、中学生、高校生と進む中での学習の基盤を築くことができます。
塾をご検討されている小学生の保護者様は是非一度お問い合わせください。