さて、中学2年生の2学期の数学は
非常に難しく、、山を迎えます。
今回はその”山”について話していきたいと思います。
合同の証明は要注意
すでに中間テストでは
1次関数が試験範囲になっていたところも多いと思いますが、
1次関数は比例・反比例の知識が理解できていないと難しく感じたと思います。
1次関数が終わると図形の章に入っていくわけですが、
その中でも「合同の証明」を苦手とする人が例年多い傾向にあります。
ただ、数学は英語同様に積み重ね教科なので
今まで習ってきた単元を理解できていれば
そこまで苦にはならないと思っています。
合同の証明が苦手になってしまう人は?
それでも合同の証明が
苦手になってしまうのは、
この証明は、式だけでなく言葉も書く必要があります。
それに加えて、合同の条件を一言一句間違わないように覚えて、
そして合同な図形を探すことも必要になるため、色々な知識を使うことになります。
そのため、
「何をすればいいのかわからない」
「どのように書いたらいいのか」
「合同な図形が見えてこない」
といったような理由で
難しく感じる生徒が多いですね。
逆に「何が難しいのかわからん」と言う生徒も。
それは、合同を書くときには型がありますので
その型にはめていけばできるのと、
問題を重ねていくと見た目で
「どの図形とどの図形が合同か」というのが
なんとなく分かるからです。
苦手な生徒には
酷かもしれませんが
合同というのは
全く同じ図形ですので
図の中(問題の中)に答えがあります。
それをただ書いて、
証明していけばいいだけですので
何を悩んでいるのかがわからない。
という風になるのでしょう。
すでに塾の学習で
合同の証明に入った生徒もおりますが
中学2年生は実際に習ってみると、
最初は解答欄の広さビックリするかもしれません。
都立入試で頻出の単元です
前述したように
合同の証明には”型”がありますので
まずはその型をマネして(写して)
何問も練習をすることによって
何をやっているのか少しずつ分かるようになると思います。
多くの生徒が合同の証明が入ると
数学の点数を落としがちなので、
ここをしっかり乗り越えてほしいと思います。
来年には似たような”相似の証明”が待っています。
東京都の入試でも、
合同or相似の証明は間違いなく出題されますので、
習ったときに理解して、得意単元にしちゃいましょう!
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