今回も前回に引き続き、
英語についての記事となります。
30点~50点が当たり前に…
一部の学校を除き、
中学校の定期テストが終わりましたね。
英語が中学1年生の最初から大変という状態が
全国各地で発生してから数年が経ちました。
学習指導要領が新しくなり、
英語の学習が難しくなり、
それまでは中1はじめのテストは
80点以上は当たりまえだったのが
きちんと英語を学んでいなければ
30点~50点を当たり前のようにとってくるという状態になっています。
ここ1,2年は中学校の先生も
「今のままではマズイ」と感じているせいか
テストの問題や授業内容を少しずつ変えているようにも感じます。
その結果、はじめの頃よりは多少は点数が上昇しつつありますが、
それでもまだまだ最初からつまずいている子が多いのが実情でしょう。
中学校によっては
アルファベットから時間をかけて
英語の初歩をきちんと指導しているところもあるようですし
徐々に改善傾向にはあると思います。
なぜこんなにも英語ができなくなってしまうのか
しかし、なぜこんなにも英語ができなくなってしまうのか…?
理由は至ってシンプルで、
小学校の学習する英語から
中学校への移行がうまくいっていないという部分です。
今の中学の英語の教科書は
小学校で習ったことが前提で作られているわけですが、
小学校によって英語の指導の中身に相当の差があります。
単語の数もたくさん習ってきて知っていることが前提ですが、
実際はほぼ0に近い状態といっても過言ではありません。
学校の点数を取っていくには
小学校の英語の授業や指導をもっと徹底するか、
中学校の英語の最初を以前のように
初めて英語を習うことを前提でやるかしかないのではないでしょうか。
しかし、時間・授業数が決まっていて、
やるべきことも期限が決まっていますので、
なかなか簡単に変えるわけにはいかないが現状だと思います。
中1英語で失敗しないために
そうなると中1の英語で
失敗しないため・つまずかないために
やることは何なのかは明らかです。
それは5年生くらいから
中学校の先取りをすることです。
文法・単語をしっかりと身につけておくことが
中学で失敗しない方法だと考えます。
当塾の指導方針として小学校の英語は、
「楽しく」という部分と「音声」という部分を重視して、
英語嫌いにならないことを目的としていましたが、
数年前からは上記内容は
小学4年生くらいまでと考えています。
入塾した段階での英語歴にもよって若干変更したりもしますが、
遅くとも小学5年生の後半からは、
音声のみならず「書き」と「文法」を中心に行います。
文法のルールの徹底・単語の音・意味・書きの部分を
やはり小学生の段階で始めておけば中学に入学した際に上位に行けると思います。
実際に小学生から英語を習い始め、
中学生になった生徒さんたちはほぼ問題なく順調に進んでいます。
少なくとも最初のテストから
いきなり30点、40点ということはまずありません。
むしろ英語が得意になる傾向にあります。
あとはそうですね、
もっとも差を感じるところは「書き」の部分です。
幼いころから英会話などをやっていて
ある程度英語が読めたり、言えたりする子でも
やはり「書き」が入ると少し劣ると思います。
小学校の英語の授業がゲームや歌を歌ったりと
楽しく遊んでいるような状態であれば、
「英語が楽しい」という状態にはなりますが、
なかなかそれ以外の知識は身につかないので、
遅くとも5年生になったら先取りのような英語を始めるのをオススメいたします。
とにかく英語で苦労する中1をたくさん見てきています。
「そういう子を1人でも減らしたい」
という思いはずっとありますので、
ぜひお任せいただきたいと思っています。
苦手になる前に。
受講していない人はぜひ。
英語で失敗しない子にしてあげましょう。
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